ACL靭帯の膝や足の痛みについて

ACL靭帯の膝や足の痛みについて

膝前十字靭帯損傷と特徴と痛みについて

バスケットボールにおける膝前十字靭帯損傷は、男性より女性に多く発生します。

非接触損傷型では、ジャンピング着地、ストップ、切り返し動作で受傷する事が多いです。

受傷時のポジションは、ディフェンスよりオフェンスで多い事がわかっています。

ACL損傷の特徴は、膝崩れ現象がおきます。受傷時は、激しい痛みやポップ音を感じます。

靭帯からの出血により関節内に血液が溜まり関節の腫れを伴います。

ACL損傷の場合は、前方引き出しテスト陽性になります。脛骨と腓骨が前に出る事です。

 

ACL損傷の復帰までのプログラムについて

ACL再建術後のリハビリテーションにおいては、早期に炎症症状に配慮し、成熟や骨孔の癒合に沿ったプロコトルが必要です。

特に早期に安全な伸展可動域の獲得をすることが最も重要である。

早期の筋機能回復や正常歩行の獲得においても伸展制限を残さない事が必須になります。

術後後期には、筋力トレーニングを行い、競技に即した動きを再学習する必要があります。

さらにスポーツ現場では、術前よりも高いパフォーマンスを目指す事が求められています。

復帰までのプログラムにおいて徐々に進めていく必要があります。

術後1週間で、スクワットや杖なし歩行を行い、退院時目標では、完全伸展の股関節屈曲120度歩行安定、階段上りなど進めていく必要があります。

4週間でエアロバイクを行います。開始基準は、膝関節屈曲120度で痛みのない場合開始します。

次は、4~6週間片脚立ちで痛みなしや怖さなしの場合行います。

8~12週に入るとランニングを開始します。

片脚スクワットや片脚ヒールレイズ母指球荷重で行います。

10~16週間たつとツイスト動作やラテラルスクワットなど行います。

3カ月経つとダッシュや両足のジャンプを入れていきます。

30分ランニング後炎症しているかを確認します。

4~8カ月では、筋力トレーニングや片脚での負荷を徐々に上げていきます。

そんな形で徐々に負荷を与える事によってACL損傷の改善に向かい、膝や足の痛みが改善に向かっていくでしょう。

最後までブログを読んで頂き有難う御座いました。

全ては皆様の健康の為に。